曖昧な思考では試行錯誤が出来ない
中尾です。新年が明けましたが、いつもと変わらずインプットとアウトプットの繰り返しです。
色々と頭で考える事自体は、とても素晴らしいことであり、必要なことなのですが、曖昧な思考からは曖昧な結果しか生まれず、結局のところ、試行錯誤の前提を欠くというのが私の自説です。
まずは思考を削ぎ落として、その削ぎ落とされた思考を元に、色々と行動レベルにおいて試してみることが必要です。削ぎ落とし、研ぎ澄まされた思考はまさに「仮説」そのものですから、仮説を検証するという行動すなわち試行錯誤を実践することが出来るようになるのです。
曖昧な思考のままに行動してしまうと、仮説そのものが曖昧ということになりますから、結果が伴わなかった場合の行動の修正が出来なくなってしまうのです。仮説の内容の何が悪かったのかということを正確に理解出来なくなってしまうということです。
なお、思考が曖昧であることと思考が抽象的であることとは、全くの別物です。そこは、追って、ブログの中で説明していこうと思います。
自身の思考が曖昧なものになっていないかどうかを、冷静に見つめ直してみることが大切です。