知識よりも大切なもの
知識の羅列で終わるような弁護士に相談してはいけません。
知識の羅列しかできないような弁護士になってはいけません。
知識は、今の時代、調べればそれなりのものが手に入ります。情報はそこら中に溢れかえっています。
専門家としての弁護士に求められるのは「専門家だからこそ分かる全体としてのストーリー」に基づいた「ある程度の幅の中で見える話のオチ」を分かりやすく伝えることです。相談者・依頼者は「オチ」を知りたがっています。事件のストーリーとお約束のオチを知りたがっています。
知識の羅列ではストーリーを書き下ろすことができません。全体としての「ノリ」を知らないことには、作品として表現することができないのです。
事件は、ストーリーそのものです。必ず情緒を伴います。そしてその情緒にはある程度の幅における「正解」があります。それが分からない専門家はコンサルタントとして失格です。
貴方様が相談しようとしている・相談している弁護士は、ストーリーを語っていますか? そこに思いが伴っていますか?
弁護士は、依頼者に、語りかけなくてはならないのです。