知識よりも大切なもの

知識の羅列で終わるような弁護士に相談してはいけません。

知識の羅列しかできないような弁護士になってはいけません。

知識は、今の時代、調べればそれなりのものが手に入ります。情報はそこら中に溢れかえっています。

専門家としての弁護士に求められるのは「専門家だからこそ分かる全体としてのストーリー」に基づいた「ある程度の幅の中で見える話のオチ」を分かりやすく伝えることです。相談者・依頼者は「オチ」を知りたがっています。事件のストーリーとお約束のオチを知りたがっています。

知識の羅列ではストーリーを書き下ろすことができません。全体としての「ノリ」を知らないことには、作品として表現することができないのです。

事件は、ストーリーそのものです。必ず情緒を伴います。そしてその情緒にはある程度の幅における「正解」があります。それが分からない専門家はコンサルタントとして失格です。

貴方様が相談しようとしている・相談している弁護士は、ストーリーを語っていますか? そこに思いが伴っていますか?

弁護士は、依頼者に、語りかけなくてはならないのです。

中尾慎吾

弁護士/コンサルタント"中尾慎吾"です。契約関係・法律関係の最適化に関心があり、法律顧問の立場から事業活動および私的活動を「的確な法律知識の裏付け」を根拠として適切にコンサルティングしています。 連絡先:shingo.nakao1015@gmail.com

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