なぜ「質問力」が大切なのか

中尾です。本日は大阪にて引きこもりながらずっと書面を作成していました。

 

個人的に、集中力の限界は、2時間だと思っています。2時間を超えない時点で、仮眠を取るか、あるいは遊びに行くか、意識的にスイッチを切り替えるようにしています。人生は、短時間勝負だ(意味浅)。

 

数日前のことですが、サイトに記事を寄稿して欲しいと依頼されて、快諾しました。

その記事はこちら→弁護士が教える「質問力の高め方」(基礎編)

 

この記事では、「質問力」というものの磨き方について、基礎的なところを解説しています。人によっては「当たり前」と思われるかもしれませんね。しかし、当たり前のことを当たり前にやるというのが大切であり、また難しくもあるのです。

 

なぜ「質問力」が必要なのか、ということですが、一言で表現すると「自分の欲望を満たすために必要だから」ということになります。

 

およそ全ての人は営業マンである、と主張する人がいます。例えば、赤ちゃんが泣くのは、お腹が空いたか、あるいはおむつを替えて欲しいか、いずれにせよ、何かして欲しいことがあって、それを訴えかけるために泣くわけです。何かして欲しいことがあって訴えかける、という行動は、まさに営業活動そのものでしょう。

 

「質問力」は、この営業活動の重要な一部をなす要素です。営業活動をするに際して、質問という行為を避けて通ることはできません。

 

赤ちゃんのようにいわば「無償の愛」を享受できる人であればともかく、多くの場合、対価性が要求されます。そして、質問はという行為によって相手の要望を引き出すことで、その対価性を適切に設定することができるようになるのです。

 

相手の要望を正確に把握できなければ、適切な交渉を進めることは不可能です。相手の要望を正確に把握できてこそ、互いの価値観に基づいた適切な交渉を進めることが可能となるのです。

 

相手の要望を「論点」と言い換えることもできそうです。交渉を進めるに際し、課題はいくつも生じるでしょうが、その中でも一番の「論点」を明確に設定することができれば、ゴールに向かってどのように進んでいくべきかという道筋が見えてくるのです。

 

およそ全ての人が営業マンであり、営業活動の重要な一部をな「質問力」を鍛えることにより、営業活動のゴールが見えてくる、という仕組みになっています。

 

優秀な弁護士やコンサルタントは、顧客に対して、適切な質問を投げかけることを強く意識しています。顧客側において気付くことができていなかった「論点」を、質問行為によって引き出すのです。「論点」を適切に引き出し、設定することができれば、問題解決に向けた道筋というのは、自然と見えてくるものです。

 

弁護士やコンサルタントに求められるものこそ、まさに高度な「質問力」ということになります。

 

弁護士も、コンサルタントも、それ以外の人も、「質問力」を高めるべきなのです。

 

質問力を高めるために参考にした本として、以下の書籍があります。簡単な言葉で書かれており、また、決して斬新な内容が書かれているわけではありませんが、基本的なことが分かりやすく説明されている本であり、一読の価値はあると思います。