スマホ一台で裁判期日を乗り切る方法

中尾です。昨日は名古屋まで日帰り出張でした。本日は、大阪にて裁判期日に出頭していました。

 

裁判期日において、必要となるのが、書面の閲覧とメモの作成です。

期日間において受け取った相手方の書面を参照しつつ、当方の意向を伝える必要があります。そして、次回期日までに何を争点とするのかということを意識しつつ、自分用の期日メモを作成するわけです。

 

従来であれば、重たい紙の記録を持参しつつ、メモは手書きで必死に作成していたのでしょう。そして、必死になって作成したメモを、また重たい紙の記録の一部として綴りこむわけです。

 

言うまでもなく、紙というのは、重たい媒体です。気をつけて取り扱わないと、指を怪我することもあります。

 

紙媒体は、可能な限り、使わないほうがよいのです。セキュリティ面において紙媒体の方が安全だという人も中にはいますが、紙媒体だから絶対に大丈夫だということもありません。

 

紙媒体を使わないとなると、書面もメモも、全て電子データとして管理することになります。

書面はスキャンして、PDF化して、クラウド上に保管する。

メモは、各種メモアプリを使った上で、クラウド上に保管する。

保管した各種データを、適切に分類して、フォルダ分けする。

たった、これだけのことです。

 

これをするために、少し前までは、ノートパソコンを持ち出すことが必須でした。

ノートパソコン自体が重く、また、決してバッテリー持ちが良くない機種も多く、取り回しという意味において、決して快適であるとはいえない状況だったものと理解しております。

 

私も、かつてはノートパソコンを持ち歩いていましたが、荷物が重く、非常に億劫でした。

 

今となっては、スマートフォンの性能も上がり、また、アプリケーションの中身も充実してきたため、スマートフォンだけでパソコンとほぼ同様の作業が行えるようになっています。

昨日も紹介しましたが、キーボードとしては、このような物があります。

これを使うと、パソコンと同様、キーボードによる速いタイピングが可能となります。

Bluetoothによる無線接続ですし、折りたたんだキーボードを開くと、初回にペアリングしておけば、以降は自動的にスマホと接続されます。

バッテリー持ちも良く、一度の充電で一ヶ月以上は使えるという印象です。隙間時間に少しでも充電しておけば、バッテリー切れを心配する必要は、事実上ありません。

 

そして、スマホはそれ単体では自立しません。机の上に直接置いてもよいのですが、キーボードを用いて文書を作成する場合には、やや不便です。

そこで、気軽に持ち運べるスマホスタンドを用いる習慣を付けましょう。

これ自体は非常に軽く、場所も取りません。鞄の中に、いつも忍ばせています。他にもスタンドはいくつも販売されていますが、このスタンドのように角度を細かく調整できるもののほうがよいと思います。

 

このように、キーボードとスタンドさえあれば、スマートフォンという電話機一台で、文書の閲覧も文書の作成も行うことが可能です。

私も、実際に、今日の裁判期日では、iPhone7をスタンドに置いた上でキーボードを取り出してメモを作成していました。次回期日の調整も、iPhoneのアプリでスケジュールを確認することにより行うことになります。全てが、スマートフォンのみで完結するのです。

 

なお、必須ではありませんが、公の仕事の場所においてスマートフォンを堂々と取り出すのに躊躇する人もいるようです。その際には、ビジネス仕様のスマホケースを着けて、雰囲気を保つことも有用でしょう。

 

私はあまりケースを着けたくないのですが、雰囲気を重視するという目的で、このケースを使っています。

非常に軽く、また、iPhone7自体のデザインも損なわれないため、とても気に入っています。

また、手触り的にも、滑りにくいため、片手操作も行いやすくなります。

 

このように、iPhone、スマートフォンとスタンドとキーボード(とケース)のみで、パソコンとほぼ同じ環境が完成します。スマートフォンがパソコンに比べて便利なのは、起動の速さでしょう。スマートフォンはパソコンの劣化版ではなく、スマートフォンという独自の世界があるのです。

 

どうせ持ち歩くスマートフォンですから、このように、何でも出来る環境を構築していきたいものです。

 

弁護士業とコンサルタント業は、スマートフォン一台で完結する。