AI化とはすなわち水商売化である

中尾です。この時期は静かにインプット作業に没頭できるので、本当に貴重ですね。前にもブログで同じことを言ったような気も、、。

 

「水商売」というと、嫌な顔をする人もいます。水商売の代表といえばホステス業やホスト業ですが、私はいつも言っているのが、弁護士業もコンサルタント業も完全に「水商売」だということです。

 

「水商売」の語源には諸説あるようで、その定義自体も曖昧なのかもしれませんが、私は「対人関係においてお金の発生する、収入の不安定な職業」くらいの意味合いで理解しています。

 

弁護士業やコンサルタント業は、まさに顧客と直接に話をする職業です。顧客満足度が重視される職業です。他にも同業者が居る中で、選んでもらう職業です。これって、完全にホステス業やホスト業と同じでしょう。指名されないと意味が無い。そして、いつ指名を変えられてしまうかも分からないという不安定要素も、全く同じ。

 

そして、ポイントは、売れっ子のホステスやホストが必ずしも美男美女ではないということです。顔だけ見たら普通なのに、そして別に気配りが抜きん出ているわけでもないのに、人気のある水商売人というのは少なからず存在しますよね。

 

弁護士やコンサルタントも同じだと考えています。勿論、最低限度の能力は必要(弁護士の場合には司法試験やいわゆる二回試験でそれが担保されている)ですが、それ以上に、特化された個性・売りが必要なのです。その意味において、水商売の人々から学ぶべきことは非常に多いのですが、それを理解できない人から経営が傾いていくのかもしれません。

 

私が水商売関係で参考にしたのは、この本です。軽めの内容であり、人生の基本書とすべき本ではないかもしれませんが、何度も読み返しています。

 

IT化とAI化が進み、高度な専門技術とされていたものもコンピューターに取って代わられる時代が、すぐそこまで来ています。ざっくりとした表現で言うと「かしこい」だけでは生き残れないという時代になっていくということです。

 

賢さの必要な作業は、全てコンピューターが行うことになるでしょう。そのコンピューターを作る、あるいは管理する側の人間は勿論必要となりますが、そのような地位に就ける人間はほんの一握りだと思います。ほとんどの人は、「仕事が無い」という危険に晒されると思ったほうが良いでしょう。

 

弁護士業も同じです。ほとんどの人にとって、今と同じ業務体制を維持することは困難になると思います。集客活動も含め、早々に再考しないといけないのではないでしょうか。

 

これからは、個性を売りにしなければならない時代です。それも、多少の個性では物足りず、尖った個性が必要となるでしょう。

 

万人に好かれようとする姿勢は、今後、意味をなさなくなると考えています。ニッチな層を対象とする姿勢で構わないので、より個性を磨き上げて、コアなファンに深く愛されるというブランディングが必要になると考えています。

 

知識を蓄えるだけでは、もう、生き残れないのです。