離婚相談とはカウンセリングである
離婚相談は、単に法的な結論を示せばよいというものではありません。相談者の真の悩みのポイントを丁寧に聞き出し、その悩みを手当てする形でゴールに導く必要があります。
結論を示せばよいと勘違いしている弁護士も、とても多いです。そのような弁護士に相談された方からは、例外なく不満の声が聞こえてきます。
司法試験では、カウンセリング能力について試す問題は、残念ながら出ません。
また、司法修習生になってからも、カウンセリングについて学ぶ機会はほとんどありません。
離婚相談ほど、弁護士のよって差が生まれる分野もないものです。離婚弁護士の選択は、慎重に行いましょう。